アクセス数だけに頼らない!ホームページの効果測定と具体的な改善方法

この記事の内容
ホームページのアクセス数が増えても問い合わせに結びつかないとお悩みではありませんか。本記事では、閲覧者の行動や目的達成率に着目した具体的な効果測定の手順と、迷った際の判断基準、社内で確認できるテンプレートを解説します。
アクセス数だけを見ることで起きる見直しのズレ
ホームページの運営担当者が最初に見がちな数値として、全体の訪問者数やページビュー数があります。しかし、これらの数値が多いからといって、必ずしも会社の目的に適った成果が出ているとは限りません。アクセス数は多くても、求めている情報を見つけられずに短時間で離脱しているケースがあるためです。
例えば、サービス紹介ページに多くの訪問がある一方で、問い合わせページにたどり着く前に離脱している状況が考えられます。この場合、単に集客を増やす施策を行うのではなく、訪問者が次のページへ進みにくい理由を確認することが重要になります。
成果を正しく測るためには、全体数だけでなく、訪問者がどのような経路で来て、どのページで滞在し、どこで離脱したという流れを追う必要があります。これにより、どの部分に手を入れるべきかが明確になります。
閲覧者の目的達成率を測るための見るべきポイント
ホームページの効果を正しく評価するためには、訪問者がサイト内でどのような行動をとったかを示す指標を確認します。具体的には、特定のページを見た後に別のページへ進んだ割合や、資料請求や問い合わせなどの目的を達成した割合に着目します。
例えば、製品を紹介するページを見たユーザーのうち、何パーセントが次の問い合わせフォームに進んだかを計算します。この割合が低い場合、製品の特長や次のアクションへの案内が十分に伝わっていない可能性があると判断できます。
数値を見る際は、ただ平均値を追うのではなく、スマートフォンやパソコンなど利用している端末ごとの違いも確認します。端末によって見やすさや操作性が異なるため、特定の環境で離脱が多くなっていないかを切り分けて見ることが大切です。
現状の課題を特定するための具体的な確認手順
ホームページのどこを直すべきかを決めるために、まずは直近の利用状況データを一定期間分、例えば過去一ヶ月単位で抽出します。多くのアクセスを集めているにもかかわらず、ほとんど問い合わせにつながらないページを特定することから始めます。
次に、そのページを訪れたユーザーが次にどのページへ移動したか、あるいはそのままサイトを閉じてしまったかを確認します。移動せずに閉じてしまった割合が高い場合、そのページに掲載されている文章や写真、あるいは次の案内ボタンの分かりやすさに課題があると推測できます。
例として、製造業の製品紹介ページにおいて、図面や具体的な仕様が記載されているにもかかわらず問い合わせがない場合、ユーザーが自社の用途に合うかどうかを判断しきれていない可能性があります。この場合は、利用シーンや導入事例を補足する項目を追加するといった改善策が考えられます。
改善の優先順位を決めるための判断基準
見つかった課題に対してすべてを一度に対応しようとすると、社内の作業負担が大きくなります。そのため、どの部分から手をつけるべきかの判断基準をあらかじめ決めておくとスムーズに作業が進みます。
判断の基準としては、閲覧数が多いにもかかわらず成果につながっていない主要なページを優先します。多くの人が見るページほど、小さな修正でも全体の成果に影響しやすいためです。反対に、ほとんど見られていないページの修正は後回しにしても支障はありません。
また、文章の修正や画像の差し替えなど、比較的短時間で対応できる内容から始めることも有効です。システムの大幅な変更が必要な改善は、社内の検討期間や作業範囲を整理した上で計画的に進めることが望ましいと言えます。
社内で使えるホームページ改善の確認用テンプレート
実際の見直し作業を円滑に進めるため、社内で共有して使える確認用の項目を整理しておきます。以下の項目に沿って自社サイトの状態を点検することで、客観的な事実に基づいた改善案をまとめることができます。
確認項目としては、まず「最もアクセス数が多いページは何か」「そのページからの離脱率は高くないか」「問い合わせや資料請求への誘導ボタンは分かりやすい位置にあるか」「スマートフォンでの表示や操作に問題はないか」といった点を挙げます。
これらの質問に対する現在の状況と、気づいた課題をメモとして書き残すことで、制作パートナーや社内メンバーとの共通認識を持ちやすくなります。感覚的な意見ではなく、確認した事実に沿った具体的な見直しを進めることができます。
実践チェックリスト
アクセス数だけでなく、主要ページの離脱率や目的達成率を確認したか
最も訪問者が多いにもかかわらず成果につながっていないページを特定したか
スマートフォンなどの端末ごとの表示や操作性に問題がないか確認したか
修正の優先順位を、訪問者数や作業の難易度を基準に決定したか
確認用テンプレートを用いて、社内で現状の課題を共有できたか
次の検討に役立つ情報
SEO・コンテンツ改善:読者の疑問、ページ構成、検索と問い合わせへの導線を見直します。
制作費と運用サポートの目安:制作に含まれる範囲、参考予算、公開後の月額費用を確認。
ホームページ制作費を無料で試算:登録不要。必要なページ・機能を選び、参考予算を整理します。
編集:Site Saku編集部 · 更新 2026年10月25日
編集方針:AIによる下書きも、公開前に編集部が内容を確認します。カバー画像はAI制作のイラストです。制作範囲・費用は個別に確認し、正式な見積書をご案内します。

